あれ、ここはどこだ……
あ、あんなところに薬局が……
いらっしゃいませ。
す、すいません、ここはどこですか?
田中さん、いらっしゃい。
おくすりは、ジェネリックにしますか?
(ん……ジェネリック……ってまた聞かれちゃった。
よくわからないし、またの機会に……)
せっかくの機会ですから。
ジェネリックのこと、ていねいにご説明しますよ。
いや、あの……それは……
“あの人”から説明してもらうといいですよ。
田中さんも、ジェネリック医薬品のことがよくわかると思います!
……“あの人”って……だれ?
田中さん……
ジェネリックのこと、
もっと知りたいと思いませんか?
き、機会があればね……
今は、ちょっと時間がないので……
それでは、わたしが教えましょう。
わたしは、
異世界のジェネリック医薬品を
つかさどる神……
ジェネコです。
いま……田中さんの心に……
直接……語りかけています……
聞こえますか……
あ、はい、よく聞こえます!
ジェネリックを……知るのです……
それは……あなたの家族……
あなたの未来を……
助けることになるのです……
はい、よくわかります!
ジェネリック医薬品に……
興味をもつのです……
ジェネリック医薬品って、すごいんだなぁ!
そろそろ、元の世界に戻りましょう。
これからは、田中さんが、
みんなにジェネリック医薬品のこと、
教えてあげてくださいね。
うわっ、まぶしい……